HTML <abbr> 要素は、略語と、また任意でその略語の完全な説明を提供します。略語の説明は title 属性にすべて含める必要があります。また、他のものを含めてはいけません。
| コンテンツカテゴリー | フローコンテンツ、フレージングコンテンツ、パルパブルコンテンツ |
|---|---|
| 許可された内容 | フレージングコンテンツ |
| タグの省略 | 不可。開始と終了タグの両方が必要。 |
| 許可された親要素 | フレージングコンテンツ を受け入れるすべての要素 |
| 許可された ARIA ロール | すべて |
| DOM インターフェイス | HTMLElement |
属性
この要素は グローバル属性 以外の属性を持ちません。
この要素においては、title 属性は、略語の完全な説明を示すものとなります。多くのユーザーエージェントは、この値をマウスオーバー時にツールチップで表示します。
注記: (言語学における) 数を持つ言語 (特にアラビア語など、2 を超える数を持つ言語) では、title 属性の数と <abbr> 要素の内容物の数を一致させてください。
例
<abbr title="Internationalization">I18N</abbr>
より詳しい例を How to mark abbreviations and make them understandable の記事に掲載しています。
デフォルトのスタイル
この要素の用途は単に作者の利便性のためであり、すべてのブラウザーはデフォルトでこの要素をインライン (display: inline) 表示します。ただし、デフォルトのスタイルはブラウザーによりさまざまです:
- Internet Explorer など一部のブラウザーは、この要素に対し
<span>要素と同程度のデフォルトスタイルのみを与えている。 - Opera、Firefox などのブラウザーは、この要素の内容をドットの下線付きで表示するデフォルトスタイルを持つ。
- いくつかのブラウザーはドットの下線の表示に加え、スモールキャップスで表示するデフォルトスタイルを持つ。このスタイルを避けるには、このケースを扱う CSS に
font-variant: noneといったスタイルを追加してください。
仕様
| 仕様書 | 策定状況 | コメント |
|---|---|---|
| HTML Living Standard <abbr> の定義 |
現行の標準 | |
| HTML5 <abbr> の定義 |
勧告 | |
| HTML 4.01 Specification <abbr> の定義 |
勧告 |
ブラウザー実装状況
| 機能 | Chrome | Edge | Firefox (Gecko) | Internet Explorer | Opera | Safari |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 基本サポート | 2.0 | (有) | 1.0 (1.7 or earlier) [1] | 7.0 | 1.3 | (有) |
| 機能 | Android | Edge | Firefox Mobile (Gecko) | IE Mobile | Opera Mobile | Safari Mobile |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 基本サポート | (有) | (有) | (有) | (有) | (有) | (有) |
[1] Gecko 1.9.2 (Firefox 3.6) まで、Firefox ではこの要素に HTMLElement インターフェイスではなく HTMLSpanElement インターフェイスを実装していました。
関連情報
- <abbr> 要素の使用方法
- その他の テキストレベルセマンティクス要素:
<a>,<em>,<strong>,<small>,<cite>,<q>,<dfn>,<time>,<code>,<var>,<samp>,<kbd>,<sub>,<sup>,<b>,<i>,<mark>,<ruby>,<rp>,<rt>,<bdo>,<span>,<br>,<wbr>。

